24日にようやく超面倒臭いMTGが終わって落ち着いた。
色々と荒れる要素をぶっこんで、予定通り荒れさせたけれども、半分勝って、半分負けた感じ。
今年は終わり終わり。 
あと一日あるけど、ダラっとやる。

先日のベンチマークテストの結果を振り返り。

我がノーマルSDRのパワーグラフ。
rilassaru
ノーマル以外の部分はRCDIv2.2/中身くりぬきノーマルチャンバー。

わかったこととしては、ノーマルエンジン、ノーマルチャンバーだと9000rpmから点火時期変えても意味が無いって事。回らんから。
多少・・・の違いは出てるけどたいした差じゃない。
進角は遅くした方が多少パワーが出る。

次にYPVSの謎。
このときのセッティングとしては7000rpmまでを変更していたけれども、パワーグラフには現れてない。
rilassaru
この辺はアクセルを開けてないと思う。
実走ではパーシャル状態でかなり体感が違う部分でもあるけど、グラフでは差が出てない。
まぁレーサーにはあんまり関係ないところだけれども。
ちょっとこの部分はもう少し見ないとだめかも知れないけれども・・・意外とスイッチ壊れてましたとかのオチだったりして。
効果を定量的に見たいので、次は溝口2りんかんで取ってもらった時の様に4000rpm位からとってもらう様にお願いした方が良いのかも知れない。
今回はええですわ。


しまゆうSDR号のパワーグラフと点火時期を組み合わせた絵。
shimada

しまゆうブログから転載。
PWK35ファンネル仕様/ホースインテークチャンバー/SDR面研ヘッド/DT200WRシリンダー/マリオチャンバーNO.1/RCDI v2.1
あれ、リードバルブもWRじゃなかったっけ? 
 
こちらは平行に進角を変えていたので面白いグラフとなった。
マップ0、マップ1の違いは6000rpm〜9000rpmまでは大体3度程度の差。
それ以上は4度程度の差をつけた。
YPVSは同じ設定なので差が無い。

ちなみに黄色がツクバ、青が桶川用の設定。
ツクバは水温を気にして進角を下げてる。
まぁテイスト当日は雨だったのでもう少し進めても良かったんやけど。

・6000rpm以下はもっと進角して良い。
・水温が許すなら、6000rpm〜9000rpmまではもっと進角しても良い。
・9750rpmあたりで出力が入れ替わる。9500rpmあたりから更に遅角した方が伸びきりの良い出力特性になるしパワーも出る。

その他グラフからわかったこと。
・RilassaruCDIは点火タイミングがとても正確で心配していたノイズによる影響も殆ど受けていない。
・2〜3度の変化でもパワーの出方はかなり変わる。特に伸びきり付近は如実。ノーマルのアナログ進角CDIが回らないのは点火時期の問題が一因である事は明らか。でもノーマルだとあんまり違いは無いかも。
・和光2りんかんのパワーチェック(をやったお兄さんの仕事)は正確。絶対値は補正が入るので知らんけど相対値は、これだけ各種データが一致しているので間違いは無いと思う。

・正直マイクロ秒オーダーの点火時期の差がこれほど影響するとは実は思ってなかった。
・体感は当てにならない。

とにかくマリオチャンバーNo.1での進角・遅角のポイントがわかったのは収穫。


余談。
和歌山のSDRが実はBJチャンバーをつけていたって事で、島田優選手の「試してみたい!」と思ったのか、

マリオチャンバーつけてみませんか?
マリオチャンバーと一度交換しませんか?
と何回かせつかれた。

manga


こころ揺れるものが激しくあったけど、まさか2りんかんの駐車場で交換て訳にもいかぬ。
俺は自走で来てるしな・・・。帰り怖いわ。
ということでまた今度。マリオチャンバーは興味ありますので一度交換してみたいですね〜。
つか、BJチャンバーと付け替えた状態でパワーチェックしたいですね。
マリオチャンバーって具体的なデータが殆ど無くて、ポン付けでシャシダイ乗せてみたい。
ノーマルキャブ、ノーマルエアクリにつけた時のマリチャンはどうなのか気になります。
20151221121923_00002
この特性を見ていると、マリチャンNo.1は結構高回転寄りなのかもね。