SDRのスロポジ付けますぞ計画なんだけど、色々あって断念中。

・VJ21後期/VJ22のスロポジを取り付ける案
デケーヨ。ハイスロにもなってTM32SSには相性も良い。でもあんまりにもデカイ。
SDRには置く場所が無い。

・VJ23のTM34を取り付ける案
タケーヨ。オークションで高額推移。

・スロットル部分のポジションセンサーの流用
オークションにネーヨ。中古の出回り具合が悪く再現性が薄い。

結局、スロポジは高額過ぎたり、すごく加工技術が必要だったり、入手性が悪い、スマートじゃない等の理由で現時点ではあんまりやりたくない。なので、物理的なスロポジは暫く無いなーと。

無いものを欲しがってもしょうがない。おかあちゃんに怒られる。
なので、物理的なスロポジが無いので、ソフト的なスロポジを考えてみる。


【課題】
アクセル開度によって各種設定を動的に変更できたらエエよね。 
だけどアクセルの開度を知りたいけれどもハードウェアで知る術がない。

【解決方法】
現在取れている要素からアクセル開度を推定できればエエんとちゃう?

【解決する手段】
回転数と加減速の具合でアクセル開度を推定できないかな〜。
加速と減速は回転数の変化で読み取れる。

ただまぁ回転数によっては、アクセル開けても加速したりせんだり、アクセル閉じても加速したりせんだりする回転数はある訳ですが。
acc-map
そもそもなんでTPS(スロットルポジションセンサー)が必要なんだろう。
ウオタニの用語集にこんな記載がある。(http://www.asuotani.com/main3.html)
TPS(スロットルポジションセンサー)は、そのときのスロットル開度に応じた電圧を出力するセンサーでキャブレターに組み込まれています。
点火マップによって点火時期を決定する点火システムで使用されます。同じエンジン回転数でも、そのときのスロットル開度によって吸入混合気の量は異なり、実質圧縮比は異なります。従って点火時期もそれに応じて変化させることで最良の燃焼(=トルク)が得られます。
TPS付でない場合、点火カーブはノッキング防止のためスロットル全開付近での最適点火時期となっています。逆にいうとスロットルパーシャルでは最適な点火時期ではないということになります。
SPIIフルパワーキットでは、ノーマルがTPS付の場合、すべてそれに対応しています。
まず最初に全力で加速するところに点火時期を合わせて、スロポジ使ってそうでないところの調整で最適化をはかる。大抵の場合、アクセル全開時は点火時期を遅らせる処理を入れている。
なので対象がレーサーである限り、実はスロポジってあんまり要らないのかもしれない・・・とか思ったりはする。
RCDIは、一応、、、3Dマップなんだけど、シマユウ選手が3Dマップを作るイメージが全然沸かない。
自分もたぶん効果が無い割りに面倒臭くってやらないと思う。
手元スイッチによる点火時期マップ切り替えは、どちらかといえば高速、街乗り、気候の変化等の環境の大きな違いがあるときに使うだけ。

スロポジは手段であって目的では無い。
そもそも本当にやりたい事は、スロットル開度を知りたい事じゃなくて、スロットル開度を開いたり閉じたりしたときに、最適な点火時期やYPVS開度等の設定を与える事。
で、点火時期はあんまり関係無いと思っていて、どちらかといえばYPVSとエアソレノイドコントローラに必要だと思っている。
  • アクセルを開けて加速態勢に入っている時は、エアソレノイドの操作量を小さくする方が具合が良い
  • 同じくYPVS開度は大きい方が良い
  • パーシャル状態はYPVS開度が小さい方が良い
等の様な事がわかってきているのでこれに対応したい。 
例えばこんな事。
パワーチェック:電子制御キャブレターの馬鹿モードとキャブ無しSRX
このご用件を満たす為に必要なのがTPSって訳じゃないんだよね。

続く。