RASCv4:気圧センサースイッチ試作 の続き

Takeyanさん(確定)と、その他日本全国4人程度は存在すると思われる気圧センサーファンの皆様お待ちかね。 
負圧センサーとキャブでのテストをしてみました。
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キャブレターTM28SSの負圧取り出し口にセンサーを入れて、掃除機で吸っただけなんですが。

 

掃除機の音で聞こえ辛いのですが、バーLEDが赤になる時にピーピー鳴っているのは、FETでソレノイドをドライブする代わりにスピーカを付けているからです。

正圧と違って掃除機という強力な日常生活機器があるので、負圧を作るのは簡単です。
MIS-2500-015Vの仕様書を見ると、マイナス-1000mbarまで測定できるって事で、ほぼ真空まで読み取れるって事で良いんですよね?

しかしアクセル開度に比例して面白いくらい負圧が直線状に変化するのがオモロイです。
あんまりにも面白かったので、結構しつこく遊んでました。

負圧センサーとキャブの特性だと、だいたいエンジン回転数とアクセル開度で負圧が決まりますよね。
想定だと、
回転数大&アクセル開 → 負圧中
回転数大&アクセル閉→ 負圧大
回転数小&アクセル開 → 負圧小
回転数小&アクセル閉 → 負圧中
となりそうなものだけど、まぁその辺はまだ良く分かりません。

回転数 x アクセル開度 で負圧が決まるという事は、
回転数と負圧を読み取れるのでアクセル開度がわかるって事です。

ただ、アクセル開度がわかったとしても、それを制御に反映するときは別のパラメータにかけ合わせます。
これが多分負圧だったりして、結局負圧センサー一発で良かったてな事になりそうな気がします。

その他、例えば回転数が一定で負圧が違うのを細かく調査すれば、車速もある程度推定できるかもしれません。
例えば6000rpmで2速の時よりは、同じ6000rpmで6速の時、キャブ内側の負圧は恐らく違うはずですから、これにより車速やギアも推定できる事になるかもしれません。


負圧によって何かをするというご用件は沢山ありそうって事で、Takeyanさん曰く、「あんな事やこんな事が、ぐへへへ」というコメントを貰いましたが、この辺は素人なのでもう少し考えないと駄目そうです。

こんなくだらない事で2017年の正月を過ごしているオッサンですが、今年もよろしくお願いいたします。