RCDI2.4.0で動作確認が取れたのでリリース。
8割位はパチロクさんの成果です。

基本的にはRCDI2.3.3と同じなんやけどね、ちょっと構造体変えたので互換性は無くなりました。
これまでuint8_tでも十分だったところにuint16_tを使っていて、まぁ1バイトだけなんやけど、これを機に治しました。
ダウンロードはこちらから。

リリース前にパチロクさんのRZでちょっとおかしなところがあったので、ソフトウェアを修正してます。
結果として、RZ系はフォトカプラをマイナスパルスだけで使ってください。
SDRはTLP621-2ですが、RZ系はTLP621-1です。
詳しくはアーカイブの中のドキュメントを読んでください。
パーツリストにも反映しています。

【後方互換性】
RCDI2.4.0のファームは必ず対応する書き込みソフト「wincdi240.exe」を使ってください。
後方互換性は無いので、バージョンが上がっています。
RCDI2.4.xである内は、ファーム、PCソフトに関しては相互に互換性を持たせていきます。

ソフトウェア的にはまだRCDI2.3系と互換性はありますので、ハードウェアがRCDI2.3系なら、このファームとPCソフトの組み合わせで気持ちよく動くと思います。
SDR200用のRCDI2.2/2.3系を使っている人は、このファームウェアとPCソフトを使っても別に問題は無いと思います。
(ただし、RS125タコ用にI/Oポート使っちゃってるボウズさん除く)

【作り方のポイント】
今回から二気筒、単気筒、両方対応しているのでちょっとした注意事項がありますのでまとめておきました。

Extra.pdfの中身を引用します。

ex01
左上から時計回りに。
  • マップ切り替えスイッチのところにある「Rx1」は抵抗値を入れる部分です。
    ここは例えば温度センサー等で自動的にスイッチオンオフをさせたい人が居た場合に使います。
    使い方は色々なのですが、とりあえず標準では不要です。
  • この部分のダイオードはSDR200純正CDI等価にする為にあります。RZ/TZR系の純正CDIではこのダイオードはありませんので不要です。付けると走りません。
  • RZ/TZR系のジェネレータは、緑、茶、赤の3線でコンデンサーの充電を行います。
    SDRで茶色の線を繋ぐ部分はRZ/TZRでは緑を、黒赤は緑、黄は茶の線をそれぞれ接続してください。
  • SDR200の白赤、白緑は、RZ/TZRでは逆になります。
  • SDR200の場合、TLP621-2を使ってマイナスとプラス、両方の信号を使いますが、RZ/TZRはマイナスパルスだけを使います。
ex02
  • 各パーツはグルーガン等で固定しておくと安心です。振動が多いマシンの場合、動作確認が終わった後に検討すると良いと思います。
ex03
  • ケーブルはケースと接触する部分は保護してください。
  • SDR200の配線は特殊ですので、純正側を良く見て配線してください。緑線とGND線は共用されています。
  • 強電側と弱電側は配線を図の様に分けてください。
  • ケーブルの長さは車種によってさまざまです。取り付け場所にも影響されるので良く検討してからカットしてください。