ヤマハRZV500RのCDIとして、TZR250(1KT)のCDIを流用している方がおられた。
その人に調べて貰ったところ、RZV500R純正のCDIは4.5uFのコンデンサを搭載していることが分かった.
2017年07月09日 RZV500のコンデンサは4.5uF

んでその後色々と4.5uFのコンデンサを調査してたんだけど、なかなか上手く収まるのが無かったり、CDI用のコンデンサが見つからなかったりしてたんんだけど、パチロクさんのアドバイスで指月の400Vコンデンサを簡単に入手できる場所が分かった。
2017年07月20日 指月のコンデンサ400V耐圧

当初2.2uFを二個束ねれば行けるかなと思ったんだけど、現状の基盤だと無理だった。
最近1.5uF版の指月コンデンサが手に入った。
こんな感じで、更に小さい。
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これを3つ束ねて実験。
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ギリで入った。垂直でクリアランスゼロ。
ちょっと斜めにそろえて接着剤でくっつければギリギリ行けそうな感じ。

4.5uF化に当たってケアしないといけないのはサイリスタの容量なんだけど、1KT用CDIで運用出来てたという事で、純正より倍以上の容量を持つ5P4Mを使っている限りまず大丈夫じゃないかなと思います。
という事で、恐らく指月の1.5uF 400Vのコンデンサ3つでOSR-CDIは動作すると思います。

RZV500の純正カプラ等は配線ドットコムさんには無くHi-Sideさんが通販してくれます。
(※残念ながら、ハーネス購入者以外は販売されなくなりました。RZVユーザーはハーネス側から3XC互換等にしていくしかありません)

最後に気になるのはやっぱり4気筒って事。
イグニッションコイルの抵抗値や4.5uFのコンデンサ、そして1KTCDIで動作していたって事で、基本的に2気筒の電装をそのまま分配して4気筒駆動しているのはほぼ間違いないんだけど、実機が無いから確証が無い。

この辺は一度実機を見せて貰える環境が出来たら調査してみたいと思います。
(そんな機会は無いか・・・)