伝説のR1-Z。
R1-ZPS
前回70馬力は出てると言い切って26馬力で散って行ったR1-Z。

和光2りんかんのパワーチェックしてくれる狩野さんに「一回自分でも乗ってみて」と言われたあのR1-Z。
1KTキャブ、パワフィル、K2TECのチャンバー。
条件はそろってるちゃー揃ってるんだけど、難易度は高そうやね。

オーナーのかっちゃん、今回なんとかセッティングが終わったちゅーことで、リベンジするという事だった。

パワフィル外してエアクリボックス付けたら急に調子良くなったらしい。
なんか・・・そうか・・・まぁまず調子よく走る事が先よね。

トム蔵さんも横浜のカズさんも遊びに来るって事で。
トム蔵さんのSRXは絶え間なく進化してて、スロットルバイワイヤが入ってしまった。
チラシの裏のラクガキ


午前中はちょっと島田優選手と作業してて、遅刻して到着した。
IMG_6322
既にR1-Zの計測は終了してて、結果待ち。

今日も和光2りんかんは盛況。ここだけ昭和みたい。
3連休中日で天気も最高だし、走るには良い天気だよね。
白くて強いバイクも沢山気持ちよさそうに走ってるけど。

SDRはカズさんやばんぴぃさんも来ててなんか沢山あった。
IMG_6329
なんか前後片持ちサスのNS-1が止まってて、その後ろに普通にH2Rとか横に倒立のモンキーRとかあったけど、全部霞んでた。
やっぱりちょっとこの店オカシイ
絶滅危惧種の2ストも多くて、多少変なもん乗っててもここでは普通なんかも知れません。

アルモクさんも時間出来たってことでランツァのパワーチェックでもと寄ったらしいんだけど、ブロックパターンのタイヤは測定できないんですと。
IMG_6331
そもそもはSDRに乗っけたランツァエンジンと純ノーマルのランツァの比較をするのが目的だったんだけどね。
モタード化決定フラグなんか。


さて、前回は26馬力で散ったR1-Z。
今回はひと夏セッティングに費やした成果が、、、出たのかどうか。
IMG_6324
かっちゃんにどうよ?と聞いてみると
今回は間違いなく70馬力越え
と強力なフラグを立てつつ力強い。

パワーフィルター付けたら速くなるなんてのは迷信だ!と言い切る。
素晴らしい成長です。
ええ、自分もパワーフィルター付けた車両の5割方はノーマルより遅くなってる気がします。
(速い遅いの定義によりますけど・・・)

しかしなんせドノーマルのR1-Zが普通に45馬力とか出てますし、
K2tecチャンバー入れてるだけに最低ラインは50馬力程度は欲しいところ。


狩野さんは結果を秘密にしたまま、かっちゃんの父親である鶴さんのSDRの測定を始める。
こちらのSDRもそこそこ仕上がったという事で計測に来た。

このSDRは以前載せて貰っている。
IMG_6043

なんか色々なところがディンプル加工されている他、うーん、なんか説明し辛いんだけど、ディンプルやら可変吸入式エアクリボックス唯一無二のチューニングがなされている非常に乗りやすいSDR。
ラジエターには電動ファンがついてて熱対策もバッチリ。
ちなみに自分が乗せて貰った日に「28馬力」と予測。

狩野さんが結果を順番に見せてくれた。

まずR1-Z。
171008_1850_004
惜しい。37psで止まった。
しかし前回よりも大幅記録更新・・・いいじゃない。
がしかし
ネタ不足
である。
消化不良気味。

青が今回、赤が前回。
171008_1850_005

この間の純ノーマル+OSR-CDI装着したR1-Zとの違いは大体こんな感じ。
1z
そろそろK2tecから
おいそこのお前、ちょっとマテ(汗)
と言われそうではある。心配だ。

どうも薄いのが怖くて濃い目濃い目にしてしまうらしい。
1KTの28φキャブでメインを純正+20にしているあたりから、ちと無理がある気がしないでもない。
まぁ結果論なんですが・・・。

つか純正って本当に良く出来てるよね。
それで飯食ってる人達には敵わないのは当たり前なんだけどさ。

さてお次の鶴さんのSDR。
鶴さんは結果のグラフを渡してくれなかったんだけど、気が付いたら自分のカバンの中にあったので、電子化しときました。
171008_1850_003
えらいフラットなパワーカーブで、伸びは利楽猿号よりも全然良いんだけど、ピークは28ps。
前回乗ってみた時に予測した馬力がピタリと一致。
俺の体感結構正確になってきたで・・・。


キャブレターで出力出すって本当に難しいなぁって思います。
パワーチェックでは狩野さんがふけ上がる限りはアクセルを最大限捻って測定するんで、ほぼメインジェットだけの領域のハズなんで、そこだけ着目すると簡単の様にも思えるんだけど、結局メインジェットだけ変えてどうにかなるほど甘くは無かったりするし。
そこだけ合っても普通に走らないと乗り物としても意味無いし。



さて二台終わったところで、狩野さんが「測定の時間が空いた」という。
どうも今回はネタ不足らしく、物足りない雰囲気だ。
2ストロークを連続測定してまだ足りぬのか。
いやホンマ人に丈夫な廃、いや丈夫な肺を持っている人ですわ・・・。
「なんか無いの?」
katana
多分目を付けられていたワイのGSX-R750S。
時間が空いたらやって貰おうかと思っていたんで、んじゃお願いしますという事で。

和光にりんかんでの休日は続く。