独り言。
最近興味深いなと思っていること。

ネット上で、誰かが何かの話題を話している時に、
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突然自己紹介を始めてしまう人を良く見る様な気がします。
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何かの話題、自分でも相手でも無く、何か、の話題をしている時に、突然自己紹介、つまり最近自分はどうだったとか、そういう話をぶっこんで来る。
その後にその話題に少し触れる様なパターンです。

ネット上なので日記を書こうが、自分の自己紹介を書こうが別に珍しい事では無いんですが、大事なのはタイミングで、人が何かの話題について話を始めた直後に、待ってましたかの様に自分の近況を返答したりするケースです。
会話の流れでもなく。

自分の近況を書くのならば、最近はブログやFacebook、インスタグラムやツイッター等の多種多様なメディアがあるので、不自由はしないと思います。
しかし、なんでかSNS上で他人が何かの話題を振った時に自分の近況を語る。
かなり長い間考えているんですが、未だに自分の中で整理できず、よくわかっていません。


そんなこんなで。
最近ネットでよく見る様になった画像なのですが、結構拡散されているので、多くの人からの共感を沢山得ているんだろうと思います。
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確かに道の駅や高速のPAとかで、大型バイクに乗っているこの手の方々を、ある一定の確率で見かける様な気がします。
委細省略しますけど、これも先ほどの話と実は同種、つまり「たむろして他人のバイクにあーだこーだ言うおっさん」も、ある意味突然の自己紹介を始めているんじゃないかと思うようになりました。

他人と自己の相対的な優位性を担保する為に、流行りの言葉で言えばマウントを取る為に、他人のバイクについて、アーダコーダ言うのは、ある種の自己紹介なんじゃないかなと。
何かの「話題」に興味があるのではなくて、「他者と自己の相対的な関係性」にしか感心が向かって行かないケース。
逆に言えば、オンライン上では自分のバイクや過去の話を、他者が振った話題とは関係も無く脈絡もなく突然始めてしまう心理と同種なんじゃないかなと。

一見バイクの話題をしている様に見えて、実は一生懸命上下関係を構築しようとしている、という仮説です。
もしかして、若い頃のバイクが好き、バイクに乗るのが好き、という時期はとっくに過ぎていて、バイクはマウントの道具なのかも知れません。
まだスッキリと整理は出来ていませんが、、、。

しかしこの絵は秀逸ですね。