SDR専用ファンネル、デュアルファンネルを付けてからというもの、色々と自分自身も勉強になった事が非常に多い。

8月から比較すると気温が一気に15度下がった。
紆余曲折あり、現在のTM32SSのセッティングはこんな感じ。

MJ: 260
MAJ:0.8
PJ:29
PAJ:1.4
NJ:O-9
JN:6GH8-55-3
PWJ1:55
PWJ2:0.7
MASJ:Duty:0%-0%-0%
PASJ:全閉じ

こんな数字見ても誰もわからんだろうけど、以前ファンネルを付ける前の状態から薄くしている。

ヘッドガスケットを交換した際に色々と点検していたところ、キャブレターのバルブを引き切れてなかったので修正。

そして今日首都高を流してきた。気温20度。
下は4000rpm位からしっかりとした反応があり、パワーバンドまでスムーズに回り、パワーバンドは弾ける様な手応えもあり。
6速パワーバンドでもアクセルに十分追従して反応も良い。
どこにも出力の谷間は特に無く、どの回転数から全開にしても回って行く。
一回だけ、バッと全開にした時息つきっぽい感触があったけど極僅かなものでその後は一度も体感できず。

気温30度を超える夏は少々薄くなるんだと思うけど、そりゃまた来年考える。
街乗り後のプラグはこんな感じ。
IMG_9739
色だけで判断すれば、街乗りでは別に薄い感じでもなく。
ここでイリジウムプラグに交換。

ファンネル装着前後では、最終的にはこうなった。

MJ: 260
MAJ:0.8
PJ:29
PAJ:1.3 >> 1.4
NJ:O-9
JN:6GH8-55-3
PWJ1:55
PWJ2:0.7 >> 0.8
MASJ:Duty:0%-0%-0%
PASJ:Not use

結局薄くしただけ。
これまで濃かった、という話もある。
ファンネルを付けて、最初はどんどんと濃くして行ったけど、これは間違いだった。
どんだけ燃料入れてもプラグに色が付かないし、振動が減るので薄くなった様な気がしていたけど、最終的にはこれらはファンネルの効果の一部でしかなく、本来燃料を薄目にセッティングできるのが本質だったのかも。
SDR純正のエアクリーナーボックスを改造してパワーフィルターを装着すると、吸うのは吸うけど純正フィルターと違って常に空気が出入りできるようになる。
これが不整燃焼に繋がり場合によっては濃くなり、薄くなりで安定性が損なわれる。
これがファンネルによって効果的に整流されて毎回の燃焼が安定してセッティングを出しやすくなる。
そんな理屈なんかも知れないと。



その辺はこの辺で。