Room29LというRZのサイトの管理人、ケンポンさんが、
「わが軍には秘密兵器がある」
という。
どうもとても強いらしい。

それにOSR-CDIを載せたら、なんだか様子がアレだったらしく、時間がある時にパワーチェックに行きましょうと。
自分もOSR-CDIの細部の詰めをしたかったし、渡りに船。

何時もの和光２りんかん。

富裕層パーツが沢山ついている。
トシテックのクロスチャンバーとTMX30だけでも結構なアレなんですが、その他にもあんなもんやこんなものが・・・。
RZの沼も深いですわ。


今回は純正CDIとOSR-CDIを取り換えての比較って事になった。
ヤマハ２スト二台。
これを測定するのは和光しかないでしょう。ないですわ。
過去の資産もありますし。


計測はいつもの狩野さん。
変な車両をニコニコしながら計測頂きましてありがとうございます。


先ずはOSR-CDI。

いや〜これはいい音で、パワーも出てる感じがあります。

一本目が終わり、CDIの交換。
ちなみにパチロクさんとアルモクさんも観戦。


今回はCDIを交換しやすい様にこんなところにCDIがついている。

これは純正CDI。

2本目は明らかに回転上昇が遅く、パンチが無い。


狩野さんに途中でちょっとNSRのパーツとか見せて貰う。

うん、なるほど〜。
まぁこの話はのんびりそのうち。

二本目の測定が終わり、測定室の中で狩野さんがなんか頷いている。
なんかオモロイ結果が出たんだろう。

そして・・・。

色々な忖度が入りまして、詳細は消してますけど、CDIの交換だけでこの位の差が出ました。
8000rpm付近はYPVSか点火時期か、若しくはその両方か。

ケンポンさんは、以前トシテックチャンバーを入れてパワーチェックをしたことがあるらしいんですが、その時の結果は「上が残念」って事だったらしい。
その結果をトシテックさんに話したら「う〜ん」と若干ガッカリされたとかなんとか。
今回も純正CDIだと上が残念って事なんですが、OSR-CDIで2XTのミハラマップをベースにした点火時期にしたところ、綺麗なパワーカーブになっています。
まだまだ詰められるとは思いますが、これならトシテックさんも満足するのではないかな・・・。
忖度して言えませんが馬力ガッツリ出てます。
流石連邦の白い奴。

だいたい10%近くの出力アップなんですが、それ以上にこれだけ出力面積に差が出ると、直線加速ではかなりの差が付きます。
まぁ街乗りで使うかっていうと使いませんが、社外チャンバーを入れているとか、レースを走る時に、純正CDIで走っているって、もはやありえないんじゃないかなって思ったりします。個人的には。
今時２ストロークで走っている事自体あり得ないんですが、まぁそれは・・・。

SDRもやりましたけど、考察込みでこの話はまた今度。

34ps復活しましたよ。

そのあとウダウダしてた時にケンポンさんがOSR-CDIのステッカーくださいという。
あ〜忘れた、というとアルモクさんがウチにあるよという。
なぜアルモクさんところにあるのかもよく分からないんだけど、まぁいいや。
ケンポンさん、パチロクさん含めて移動。


無事ステッカーをお渡ししました。

WhiteBuellさん謹製のステッカー。
PowerPointで作ったデザインなんですが、意外と人気あります。

アルモクさんところでは、スニッカーズ版OSR-CDIの組付け、初始動に挑戦。


まぁ無事に始動し、初走行までこぎつけました。


実際に走るとちょっと感動しますな。
はよタンク作れや〜といって撤収。
この車両はまずタンク、そしてチャンバーが全てのデザインを決める事になると思う。
そのデザインに合わせて全てをフィッティングする事になるので、はよ作って欲しい。

SDRは調子良いです、とても。
でもエンジンが良くなると足回りが弱く感じてくる。
イタチごっこですね。