ウルフのタコメータが動かなくなったので、原因を追究する前にステッピングモータータコメータをつくる事にしてしまった。
我ながらアホだなぁ。

その前に。
ウルフのメーターカバー。
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随分お疲れ気味だけど、当然ながらパーツは出ない。
このメーターには蓋をした時に密閉性を高める為のスポンジが付いているんだけど、これがもうボロボロ。
ウルフのメーターは唯一のものなので、しょうがないよね。
流用も効かないし。

パーツリストで品番調べて念の為確認してみると、でた。
流石スズキ。
注文してみると、確実に年代物の変色した箱がやって来た。
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セロハンテープもカラッカラのパリパリで茶色く変色。
保管時間の長さをガン時させる。

開けてみるとスポンジテープじゃなくてきちんとしたゴムのパッキンになっていた。
おお凄い。
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千切れて一部跡形もないスポンジとは全然違う。
ありがたや。

さてタコメータ。
利用予定のJuken Swiss社のステッピングモーターX27。
海外ではステッパーモーターと呼ばれる。
このステッパーモーターは5V駆動だけど、これが意外と問題で、ステッパーモーターをドライブするICは大抵12V以上を想定していて、5Vは定格範囲外。
秋月電子で唯一見つかった5Vも駆動できるICがTB6608FNG。
早速これで図面書いてみたらドラえもんみたいになった。
dora

TB6608FNGは残念な事にSSOPパッケージ。0.65ミリ感覚の足が目に染みる。
最近1.27ミリ間隔のSOPはハンダも楽勝なんだけど、その半分はちょっと未体験ゾーン。
図面は簡単に書けたけど、さてどうか。
実物見てみないと何とも言えないので、最近復活した八潮の秋月電子に行ってみる。
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買ってみる。
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このサイズのハンダか・・・無理ゲーに近いけど、ネットでは手ハンダしている人もいるしなぁ。
ついでに買ってきたのがSOPパッケージのPIC16F1503.
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厳しい戦いになりそうだ。


あんまりにも厳しいので、PICで直接ドライブできないかなと思い始める。
ものは試しとやってみたら出来た。
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なんや、簡単やな・・・。


コイルに電源オンオフを入れるので波形も慎重に見てみるけど特に問題も無いみたい。、

つづく