PCIP(プレチャンバーイグニッションプラグ)を試す際に、怖いのはデトネーション。
燃焼速度が速くなり、シリンダー内圧力が高くなる傾向にあるので、点火時期によってはデトネーションが発生する可能性がある。
今のところ、そのような傾向はないけど、今後適切な点火時期を探す為にも、ここは気を付けておきたい。

走行中、例えば高負荷・全開時期にエンジン音を聞こうと思ったら、高速道路で5速〜6速でパワーバンドに入れないといけない。
こんな状況だとエンジン音なんてほとんど聞けない。

数年前に買った2Kアクションカムに色々と工夫してみたけれども、どうにも効果がない。
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カメラに直撃する空気がボーっというノイズ音を作り出すのはわかっているので対策するけど、ここまでやっても「マシになる」程度でさほどの効果はない。
ネット上では外部マイク端子をつける改造が紹介されているので、以前やってみたことがあったけど、やっぱり一度開けたのが原因なのかすぐに壊れた。

外部端子付きがあればなぁ。
ありました。

6千円かぁ・・・うーん。

まぁ色々と使えそうだからいいか。
外見は昔購入したAPEMANと全く同じ。
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よって防水ハウジングやその他付属品など流用可能だった。
これはありがたい。
APEMANありがとう。

肝心のマイク端子はこの位置。2.5ミリジャック。
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古い方についていた防水ハウジングにもピッタリ入ることが分かったので、外部マイク用の穴をあけた。
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さて、マイクを取り付ける場所はと。

風切り音が防げそうなのはシート下。
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エンジンの音をしっかりと聞きたいので、エンジン付近を捜して、YPVSモーターの後ろ側も試す。
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後はヘルメットの中にも入れて試してみる。
結果はこちら。


高速に乗ったわけではないので、高速巡行中の風切り音がどうなるのかはまだわからないけど、シート下が最もクリアな音が取れた。

ヘルメット内は、なんか独り言を言っちゃうと全部入ってるのと、やっぱり高周波部分がかなりなくなってしまっている。
走りながらメモを取るにはいいかもしんないな、位。

エンジン背後が最もいい感じで、金属的な音(高周波)もしっかりとれている。
若干風切り音が入るけど、エンジンの状態を知るには一番いいかもしれない。
追加対策すれば万全だろうと思う。そこは3Dプリンターの出番だろうか。

どちらにせよ、どれもこれも入力レベルが振り切ってるので、もう少し音量下げる必要はあります。