のつづき

素早いというか、もうRZ用ステッピングモータータコメータの基板を発注して組み立ててしまった人が出てきた。
すげー早い。

この間の動画で述べた通り、タコメータのステッピングモーター化なんて、レーサーでもない限り自己満足の世界なんだと思います。
でもバイクなんだからそれで良いんです。
2ストローク車という現代では趣味性しかないものだとなおさらです。

でもちょいと待ってください。
今時、中華の安いタコメータ買ってもステッピングモーター式なんです。
単に素早い動きをする針が欲しければ、そっちでもいいじゃないですか。

ステッピングモーター式の醍醐味を味わいたいなら是非ともトライして欲しいことがあります。

ウチにはいろいろなタコメータがありますが、この中で一番かっこいいと思うのはもちろん、
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中央の水温計付きタコメータ。
ヤマハの2ストロークレーサー、TZ125/250用のタコメータです。
水温計がついているのも魅力的なんですが、ステッピングモーター式ならではの部分がひとつあるんです。

それはスケール。
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TZタコの美しさは、この
7千rpm以下は見なくてもよろしい
ってところにあるんです。
7千以下はおまけですよ、おまけ。
この不等長スケールの美しさは、レーサー専用部品ならでは。

こういう自由度の高い設計って、まさにステッピングモーター式でしかできない事なので、今後作られるのであれば、プログラムの改変は簡単な方ですんで是非ともやってみてください。
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このタコメーターは内部まで美しいです。
まぁ2021年の現代では、こんなに部品点数いらんですけど。
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我が家のSDRは当然不等長スケールタコです。
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折角のステッピングモーター式なんで、純正タコ風味も良いんですが、こういうのも良いんじゃないかって思います。

つづく